2021.04.09
外装塗装でリフレッシュ✨(前半)
①.ご挨拶
皆さんこんにちは。
クラフトワークス代表の根市です。
いやー春ですね。
仕事が捗る捗る。
大変ありがたいです😄
昨年の内から、
たくさんの方々に塗装工事や外装工事の
ご予約を頂いておりました。
皆々様、感謝感謝でございます🙏
順番に進めていきますから、
少し待っててください。
あ、そうそう。
有吉さんと夏目さんの件は大変驚きましたね!?
怒り新党を見てた世代としては衝撃でしたので、
一応触れました(笑)
では工事紹介にいきましょー。
②.下地処理の重要性
今回のお仕事は、
昨年秋に外構ブロック塀やフェンス工事で
お世話になってお客様です。
その時に塗装もご相談頂いておりましたが、
些か時期が遅く。
春になったらしっかりやりましょうね。
という事で予約を頂いておりました。
現在の塗膜状況の確認をさせて頂きましたら、
なんだかポツポツと白いものが…
サビ止め塗料ですね。
タッチアップで部分的に塗っています。
近くで見るとサビが浮き出てますね。
お客さんに聞きます。
根市「これはどうしたんですか?」
A様 「以前お付き合いしていた業者さんが、サビが酷くならない様に。と部分的に塗ってくれたの。」
根市「すでにサビが浮いてきてますけど、サビ落とししてましたかね?」
A様 「うーん、詳しく解らないけど。ものの30分くらいでやっていったよ?」
(あ…こりゃ、サビ落とししてないな💦)
私と知り合う前におこなった営繕だそうです。
それでもまだ満2年経過していない模様。
サビ止め塗料の力を過信しすぎじゃない?笑
こういうのが本当に困る。
一般のお客様が知識もない中で、それでも
何とか保護しようと試みたなら勿論全然OKです👍
プロだろ?
下地処理を疎かにしたらアカンでしょうが!
この様にサビの上から塗料で蓋をしてしまうと、塗料に隠れた内部でサビが広がり続けます。
という事は、タッチアップ部分を全て剥がしてサビのチェックが必要なんです。
その数なんと、1階2階で50箇所以上ですよ😣💦
いやー、その労力たるやなかなかのもんです。
でもお客様に非は無いので、しっかり処理していきましょう。
手では無理無理🙅♂️
指先ボロボロになっちゃいます。
という事で、電動工具の出番ですね。
モリモリ行きますよー。
宝探しの様に隠されたサビを探し続け。
見つけては、親の仇の様に殲滅していきます。
いやはや丸一日掛かりました。
あらあら。外壁も凍害を起こしてます。
屋根に近い下の方の塗膜がボロボロと剥がれ、素地がむき出しです。
う~ん。
ハウスメーカーさんの名前は言わないですが、同じ建築従事者として恥ずかしい。
これは自然劣化ではないですよ。
施工不良です。
断言します!
新築時の配慮が足りないんです。
この写真は1階の屋根上なので、
2階の外壁。という事になりますね。
外壁工事は下から上へと張り進めますので、
2階の外壁材は高さ調整をする為に下側をカットして納めているんです。
そのカットした小口(切り口)に防水の処理をしていないんです。
小口は塗装で保護されて無いんで素地(素材基盤)が剥き出しになります。
屋根上に積もった雪が小口を覆います。
積もった雪が溶けてシャーベット状でグチャグチャになります。
はい。もうお分かりですね。
そうです。
小口から吸い上げます。
そりぁもう、グイグイ吸い上げます。
吸い上げた水分が温度低下で
基盤内部にて再凍結します。
それを繰り返し、冬は凍害でボロボロに。
夏はカビや苔が生えたり。と…
もうちょっと、ちゃんとしましょうや!
新築時に大金お預かりしてんだろ?
(まあ、個人的には私は助かりますけどね。仕事が増えるので😎)
外壁凍害劣化部もケレン剥離していきます。
このまま塗装を行ってもすぐ剥げます。
弊社の信用に関わりますし、お客様も外壁交換の時期が早くなり出費がかさみます。
③.ではお化粧開始です!
お客様から、「色は根市さんにお任せしていい?」とのお言葉が。
えっ…
なんですと…?
いいんですかい!?笑
いやー、最高に嬉しいお言葉です。
「今日の晩御飯うなぎだよー。」くらい嬉しい😆笑
是非是非お任せ下さい。
遊ばせて貰い…じゃなくて💦
ばっちりチョイスさせて貰いますー!
ちなみに今はこんな感じです。
屋根は黒。
外壁は薄いグレー。
うんうん…
はい。よくあるヤツです。
ごめんなさい。
率直に普通です。
ごめんなさい。
正直、地味ですね。
折角なので、
格好可愛く仕上げてみせましょう✨✨
ではいきますね。
まずは、お客様の水道からお水を頂いて洗浄開始。
ガソリン式エンジン高圧洗浄機です。
ご近所さま、ちょっとうるさくてごめんなさい。
折角なので、窓ガラスや網戸等も洗います。
ちなみにこの時は数年ぶりに
中国大陸からプレゼントがありました。
黄砂です。
(いらねーよ。勘弁してくれ💦)
洗浄は、黄砂が収まってから行っております。
おわかりいただけたでしょうか…😱
砂だらけです…
もうジャリジャリです。
私の気管も軽く喘鳴起こしてヒューヒューです。
(喘息持ちなもので、咳込んでてもコロナではありませんので💦)
洗浄や清掃をしないで塗装を開始している業者さんが居ると耳にします。
こちらのお客様の過去の塗装業者も洗浄しなかったそうです。
現に私の知っている業者も水洗いをしないらしい…
私は、
如何に高級な塗料を使用するのか?よりも。
しっかりとした下地処理や清掃の方が重要だと考えます。
怪我して血が出たら、絆創膏を貼りますよね。
絆創膏の上から化膿止めしますか?
しっかり洗って、砂や異物を取り除きお薬塗ってから絆創膏です。
砂だらけでジャリジャリの上から塗装しても、
砂に塗っているんです。
剥げやすいに決まってます。
ではサビ止め塗料を塗っていきます。
ハケで端部や細かい部分へ塗料を配ります。
ローラーだけでは塗料が入りません。
面はローラーで。
こんな感じですね。
←左 が施工前。
右→ がサビ止め塗布後。
サビ止めだけでも綺麗に見えますが、
艶もないしガッサガサです。
仕上げ塗料も同じように
端部へハケで配っていきます。
2液性シリコン樹脂塗料です。
塗料については後日別ブログで
説明したいと思います。
興味がある方、ちょいちょいブログチェックしててくださいね。
(お願いします。飽きずに見て下さい😭笑)
こんなんで。
こうです。
←左 がサビ止めまで。
右→ が仕上げ塗料塗布後。
屋根の色はチョコレート色にしました。
ヨーロッパの町並みで良くある、
煉瓦屋根みたいな雰囲気です。
優しく柔らかい印象になります。
ちなみに手前にある機械はブロワーです。
送風機ですね。
塗装中にもブロワーを使って
埃や砂を飛ばしております。
お陰様で塗装剥離等のクレームは過去ゼロです。
信じ難いかもしれませんが(笑)
本当に無いんですよ。
今後も慢心することなく精進します。
屋根面はこんな感じですね。
うんうん。
いい感じ。
写真は雨上がりです。
塗膜の表面張力が良く解るかと思います。
つやつやのピッチピチです😤
出来るだけシンナーで薄めずに塗りました。
黒かった屋根板金がなんということでしょう。
全然変わりましたね~
続いて外壁塗装です。
で・す・が
塗装工事の作業工程や流れを詳しくご理解頂きたいので、今回は前編後編で分けさせて頂きます。
ではお楽しみに~👋
後半へ続く!
④.最後に。
キートン山田さん、30年以上本当にお疲れさまでした。
ふと、あなたの声で過ごした幼少期を思い出しました。
日曜日の夕方。
あなたの声は、家族団らんの象徴であり。
あーもう休みが終わって明日から学校だ。
という、もの寂しさが混在するなんとも不思議な記憶が思い出されました。
函館・道南で塗装リフォームを
ご検討の皆さま。
参考にして頂けましたら幸いです。
では、今回もご覧頂きましてありがとうございました。