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工事レポート

工事レポート

2022.05.30

屋根の雪対策工事

①.ご挨拶

皆さんこんにちは。
クラフトワークス代表の根市です。

まずは、現在開催中で御座います
【外装リフレッシュキャンペーン】
多数のご相談並びに早期申し込み
誠にありがとうございます。

この場をお借りしまして
御礼申し上げます。
沢山のご縁に恵まれて感謝感謝です。

また、現在見積作成中で
お待ちいただいているお客様。
順番にご対応させていただきます。
もう少々お待ちくださいませ。

 

②.頭を悩ませる屋根からの落雪

今回のお客様は、
屋根からの落雪が隣地へ行ってしまうのが
長年のお悩みだったA様です。

弊社のブログでも落雪問題については、
何度か取り上げさせていただいております。

A様もずっと悩まれていらっしゃり
インターネットで情報を集めていたところ、
弊社の過去ブログを見ていただき
お問合せを頂戴しました。

函館という土地柄、
積雪トラブルって難しいんですよね。

気候は東北並み。
積雪量はそこまで多くない。
それでも、
降る時はまとまってふる…ときもある(笑)

私は石狩・後志・空知での
建築施工管理の経験があります。

特に空知地方。
岩見沢なんてすさまじい雪ですよ…😰
油断すると人命にも影響が出る程です。

その様な地域での経験を活かして
道南地区の気候に合わせ
ご提案させていただいております。

A様とは数度ご面談ご説明ののち、
信用いただきお任せいただく運びと
なりました。

 

③.いざ着手

それでは工事の流れを
写真でご紹介です。

↑施工前 外観

はい、かなりの急勾配ですね。
6寸勾配くらいでしょうか。
ちなみに6寸勾配というのは
水平1mに対して垂直60cm立上りです。
角度でいうと31度くらい。

我々プロは安全に配慮したうえで
作業可能ですが、素人さんは絶対に
やめた方がいいです。

ちょっとの油断で足を滑らせたら
そのまま8m下の地上へ真っ逆さまです。

↑施工前 斜面状況

雪止め金具がありますね。
後付けの金属金具は、低コストで且つ
落雪防止効果はそれなりにあるのですが。

デメリットとして、板金のサビ腐食促進。
そしてスガモリの危険性が大きい過ぎます。

現状は、6寸勾配に気持ち程度に
取り付けている雪止め金物の個数。
無いよりはいいけど
飛び越えて落ちてしまうことでしょう。

ご相談の結果、
屋根板金自体を落雪防止効果のあるタイプへ
葺き替えすることになりました。

今回使用する屋根材は
【ステイフール】といいます。

札幌市では行政にて雪止め効果有り。
との認定お墨付です。
(函館市さんもお願いしますよ…笑)

屋根のハゼ(板金同士の掴み合わせ部)が
全体的にたちあがっており
滑雪方向に交差するように
屋根全体でストッパーになります。

スッキリとした収まりで
落雪対策屋根のなかでは
見た目の美観性も良いです。

↑既存板金剥がし後

↑防水シート貼り

アスファルトルーフィングという
防水シートを重ね張りして。

↑板金葺き

ステイルーフを葺いていきます。
天窓廻りは特に注意しておさめます。

↑板金葺き替え後

写真でも細かい立ち上がりが
沢山あるのが解るでしょうか?

これが滑雪の進行方向に多数立上り
雪の滑り落ちを邪魔します。

近年の新築屋根材での採用率もNO1ですね。

効果はお墨付です。

 

④.最後に

今回もご覧いただき
ありがとうございました。

A様からは屋根板金未施工部の
屋根塗装工事も頂戴しました。

初めてのお取引にも関わらず
ありがとうございました。

函館市・北斗市・七飯町などの道南地域で
住宅リフォームを検討の方。
屋根の雪問題でお悩みな方。

参考にしていただき、お困りな際は
是非弊社にもお声がけ下さい。

それではご縁に感謝して。
ありがとうございました。