2022.04.12
こどもみらい住宅支援事業~ユニットバス編
①.ご挨拶
皆さんこんにちは。
クラフトワークス代表の根市です。
久しぶりの投稿で御座います。
弊社は3月決算でして
新年度の準備や決算業務で
バッタバタの年度末でした。
お陰様で無事に一年を
締めくくる事が出来ました。
本年度も沢山の出会いに恵まれる一年に
なる事を楽しみにしております。
②.こどもみらい住宅支援事業
~浴室ユニットバス編
今回のお話は、以前から水まわり工事で
数度ご依頼いただいておりましたK様。
数年前から冬になると
浴室の水道凍結のお電話が入っておりました。
(浴室は新築時のままで弊社施工では御座いません。)
さすがに2年連続での凍結に嫌気がさし、
浴室一新リフォームをご決断いただきました。
そこで【こどもみらい住宅支援事業】から
浴室回りに関する補助金を獲得して貰います。
今回のリフォームで該当するのは、
・高断熱浴槽 ¥24,000
・節湯水栓 ¥5,000
・手すり設置 ¥5,000
・段差の解消 ¥5,000
・廊下等拡張 ¥28,000
・合 計 ¥67,000
が補助金となります。
いただけるものはしっかりゲットして
お得にリフォームしてください。
③.いざ着手
では工事の流れを写真でご紹介。
今回のテーマは、ずばり
<凍結対策>です。
これが解決しないと
今回の目的が達成されません。
さて何が原因になっているのか…
(勿論推測はついています。)
↑施工前 浴室ユニットバス
浴室の大きさは1.25坪タイプです。
まずは電動工具を用いて解体。
解体していくにつれ
内部の状況が明らかになっていきます。
早速一点おかしな箇所が…
「あらー、水道管に保温材巻いてないじゃん」
え!どうしたの?という感じです(笑)
明らかに一か所保温材がありません。
↑水道配管保温処理状況
誓って断言しますが、
ブログのネタ欲しさに
我々が剥がした訳ではありません!(笑)
新築時の施工忘れなんでしょうが、
驚きですね。
ましてや悪い事に
基礎と土台の隙間から冷気が
ビュービューと差し込んできます。
↑基礎・土台間の隙間状況
土台を水平に施工するために
基礎上にパッキンをかましています。
それはわかります。
ただ、気密処理。隙間風対策をしておりません。
かなりの冷気が差し込んでいます。
これなら水道管も凍結しますわな😑
原因が判明しました。
今後同じことでお困りになる事が
無い様に修繕していきましょう!
まずは、基礎上の隙間風対策。
今回は吹付の発泡ウレタンを使います。
↑基礎上断熱状況
そして水道配管を
基礎から離します。
且つ、保温材付きの樹脂配管材に
やり替えます。
↑水道配管やり替え状況
樹脂配管。
お水が青で、お湯がピンクです。
樹脂配管のメリットは、
鉄管の様に錆びない事。
銅管の様にピンホールが起きない事。
半面デメリットは金属管じゃないので、
凍結した場合の解氷作業が困難な事です。
(しっかり凍結対策したので大丈夫です👌)
写真でもわかる様に
基礎上は全てウレタンを吹き付けてます。
お仕事から帰宅されたご主人に
状況の報告をします。
原因と対処内容をご理解いただきました。
↑天井・壁の断熱材充填状況
天井と間仕切り壁の躯体間に
断熱材をしっかりつめて。
更にポリフィルムで全面を覆い
隙間風対策&保温効果UPです!
↑床下の断熱材充填状況
↑新規浴槽施工前状況
浴槽も当然寒冷地仕様
裏打ちの断熱材が標準でついてます。
↑新規浴室壁の施工前状況
これはオプションでつけていただいた
付加断熱材です。
浴室の壁や天井の裏側に断熱材を
更に追加します。
メーカー専属施工班に
キレイに組み立てて貰い
いよいよ完成です!
↑施工後 新規浴室ユニットバス
工期は6日間いただきました。
凍結対策や水道配管の不確定要素で
多めに1日余裕をみました。
通常の工事だと5日間で終わります。
④.最後に
今回もご覧いただき
ありがとうございました。
是非お風呂の改修工事の流れを
参考にしてください。
がっちり断熱気密改修を
させていただきましたので
もう凍結はないでしょう!
これからの冬は暖かいお風呂で
ゆっくりリラックスしてくださいね。
【こどもみらい住宅支援事業】
本年10月まで完成物件が対象です。
今後各メーカーの値上げがせまっております。
(LIXILはこの4月で値上げ済みです)
興味がある方は、
値上げ前且つ補助金がある内に
是非ご検討ください。
函館市・北斗市・七飯町などの道南地域で
住宅リフォームを検討の方。
浴室が寒く水道凍結などでお悩みな方。
参考にしていただき、お困りな際は
是非弊社にもお声がけ下さい。
それではご縁に感謝して。
ありがとうございました。