2021.10.29
昨今の設備機器供給不足について。
①.ご挨拶
皆さん。こんにちは。
クラフトワークス代表の根市です。
大都市圏でも新規コロナ感染者が著しく
減少してきましたね。
第6波にも警戒しつつ、経済活動の活性化を
進めて行きたいところです。
特に函館は観光のお客さまが
増えていただけないと、
観光・宿泊・飲食・サービス業関係の方々が
切ない思いをして年を越すことでしょう。
②.設備機器不足が異常事態です。
緊急事態です。
私もこの業界23年になりますが、
聞いたことも無い
とんでもない状況になっております。
半導体不足で、エアコンや照明器具。
ベトナムのロックダウンで、便座。
部材精度が安定せずに、エコキュート。
(エコキュートは未だに受注停止中のメーカーさんもあります。10/29現在情報)
そして本日、大手石油給湯機メーカーの
営業さんから神妙な電話が。
「あの…大変申し上げにくいんですが。
ボイラー全般が…
年内納期回答出来なくなりました。」
「…は?
え!
年内!?」
最初は理解出来なかったです。
更に聞くと、今後状況が好転しないと
春まで尾を引く可能性も!との事。
全く製造出来ないらしいです。
一台も作れないといわれました。
もしかして、私が嫌われてて
卸したくないのかな?
あれ、意地悪されてる?
と思っちゃいました。笑
でも現実に、明日からハウスメーカーさんへの説明謝罪行脚だそうです。
マジだそうです。
(この情報はメーカー公式見解としてエンドユーザー様へ通知して大丈夫と許可貰いました。)
ボイラー系の交換は、
基本的に壊れてから動き出す方が多いですね。
うわー、朝起きたらボイラー電源入らない!
急いで交換してくれ!
助けてー!
てな感じが大多数です。
そりゃ壊れていないのにお金かけて交換しようという考えの方は少ないですよね。
それでも3日程度待ってもらったら、
機器が手に入り
交換してあげることが出来ていました。
いいでしょうか?
年内回答不可です。
年内にはなんとかご用意します。
じゃないんです!
年内は品物が手に入らないんです。
壊れたら黙って来年まで処置不可能。
これはとんでもない緊急異常事態です。
これからどんどん寒くなる北海道。
ボイラーって特に冬に壊れやすいです。
理由は、気温や水温が低下し燃焼系に負荷が掛かるからです。
体感的に1,3倍位増える気がします。
給湯もそうだけど、
もし暖房ボイラーが冬に停止したら…
しかも年内使えなかったら。
③.最後に
私の会社でも現在給湯設備系の受注をいただいて工事待ちのお客様が5名いらっしゃいます。
その内、お一方はすでに電気温水器が故障しており、お湯が1か月以上使えない状況です。
ようやく来月上旬に交換の目途が立ちました。
皆様本当に異常事態だとご理解下さい。
トイレ(特に便座)
電気系給湯器
石油系給湯器
その様な品物は即納は無理です。
壊れるまで引っ張って使い倒すと1~2か月の間、
お湯が出ない。暖が取れない。トイレを使えない。
冗談じゃなくあり得ます。
この情報が少しでも皆様の注意喚起に繋がれば幸いで御座います。
函館市・北斗市・七飯町などの道南地区で、
設備機器の交換でご検討の方。
省エネ工事に興味がある方。
参考にしていただけれれば嬉しいです。
では、ご縁に感謝して。
ありがとうございました。