2021.11.24
無落雪屋根の排水つまり対策!
①.ご挨拶
皆さんこんにちは
クラフトワークス代表の根市です。
いよいよ北海道も雪景色ですね!
なんでも上川管内では一日で60センチの
積雪だとか!?
いやー、いよいよ来ましたね…💦
この冬も安全運転で事故無く怪我無く
乗り越えましょう!
②.無落雪屋根、久しぶりの点検
今回のお話は運が悪ければ、家中水浸しに
なる恐れもあった内容です。
無落雪屋根の点検の必要性を知っていただきたく
ご紹介させて貰います。
改修工事をご依頼いただいたW様。
屋根の形状は無落雪屋根。
(そうです!本州の方々が飛行機で来道されたら「なんかみんな家が四角いー!(笑)」って驚くヤツです!)
以前は定期的に
屋根上の点検や掃除をしていたが、
ここ最近は億劫になり
あまり昇っていないらしく、
折角だから根市君みてきてよ!
と頼まれました。
まず目に入ったのは、
サビサビの屋根板金。
(おわー、これはなかなかの状態だぞ…)
そして排水部のチェックをしていたら…
うわー、これは凄い😑💦
草・枝・ゴミに苔が生えてます。
挙句の果てにペットボトルまで…
写真では解らないですけど、
このゴミの下に排水のドレンパイプが有ります。
(昔、違うお宅で苔だらけの男性用ジャンパーが詰まっていたことがありました。笑)
水はけが著しく悪く苔に覆われてしまい、
肝心要の排水部の板金がサビてきております。
ずっーと湿っているからですね。
板金の寿命を進めてしまいました。
屋根板金・谷コイル板金・ゴミや苔。
お客様へ報告します。
将来の事を案じ、
屋根板金改修工事となりました。
③.いざ着工!
板金工事は天気状況に左右されます。
最近は三日連続で
晴れてくれない日も多いですね。
ある程度の人数で雨が降る前に
確実に仕上げていきます。
今回は板金葺き替えよりも
付帯工事の説明を重視しますね。
↓まずは一気に葺き替え後(笑)
サビサビだった屋根板金が綺麗に
張り替わっていますね!
ガルバリウム鋼板の艶消し塗装です。
まあここまではよくある工事です。
無落雪屋根の宿命である、屋根の清掃や点検。
面倒ですし、
なにより屋根への上り下りが大変ですよね?
危険も伴います。
これの対応工事を是非参考にして下さい。
↓ダクトカバー取付 クリアタイプ
(ポリカーボネート材)
横から見たらこんな感じです。
そうです!
横にも排水穴が設けられ、
葉っぱやごみが流れてきても
スムーズな排水を損ないません。
このカバーで基本的には
定期的な点検はほぼ要りません。
ゴミが入り込み詰まる恐れが
殆どありませんね!
弊社でのお客様は点検の依頼がありましたら
無償で行っておりますので、
なお安心ですよー👍笑
(面倒で危険な点検は、丸投げでOKです!)
↓更に今回は、凍結防止用ヒーターも設置。
ブルーのコードがヒーターの発熱体です。
温度サーモ機能で、
+4℃以下になるとオートで発熱し
凍結を防止します。
電気代はヒーターの長さ(屋根の大きさ)
にもよるので一概に言えませんが、
月々3、000~5、000円
くらいかな。というところです。
もし排水管を凍らせてパンクや破損した場合は
とんでもない工事内容と金額になります。
保険代と思えばどうでしょうか?
それほど高くはないでしょうかね?
④.最後に
今回もご覧いただきありがとうございました。
無落雪屋根、あんまり点検させていない方。
いい機会ですので、一度見てみて下さい。
別のお客様から屋根塗装の相談をいただき
無落雪屋根を昇ってみたらこの様な方も
いらっしゃいました。
↑もう板金が形を保てていない。
↑肝心要の谷コイル板金のサビて穴あき
この時はさすがに私も唖然としました。
お客様も大変驚いていらっしゃいました。
定期的な点検が如何に大事か。
少しでも重要性が伝われば
幸いで御座います。
函館市・北斗市・七飯町などの道南地域で
住宅リフォームを検討の方。
屋根に漠然と不安がある方。
無落雪屋根の点検や掃除でお困りな方。
参考にしていただき、お困りな際は
是非お声がけ下さい。
また最近「HPみたよ。」と
問い合わせを頂戴する機会が
増えてきております。
この場をお借りしまして、
改めて御礼申し上げます。
皆々様、誠にありがとうございます。
それではご縁に感謝して。
ありがとうございました。